2024.03.16
【住宅購入検討者必見】自然素材の家を建てるなら、この3つのポイントを押さえよう!
皆様こんにちは。
HARE CLASSの高橋です。
秋田で住宅購入をご検討されている方に向けて情報発信をしております。
今回は、【住宅購入検討者必見】自然素材の家を建てるなら、この3つのポイントを押さえよう!
というテーマで解説いたします。
自然素材の家の魅力や選ぶ際のポイント、メンテナンスやリフォームなど、詳しく解説します。
現在秋田県の住宅購入を検討されている子育て世代のご家庭からもお問い合わせの多い「自然素材」
実際に住宅を建てた後、快適な住宅環境を手に入れたい方、断熱性能や環境への配慮に悩んでいる方におすすめです。是非ご一読ください。
自然素材の住宅の魅力
ハレクラスでは秋田県で住宅を建てられるご家庭に「自然素材をふんだんに使用した住宅」を提供しております。
自然素材の住宅を建てる魅力は、「健康にやさしい」「高い断熱性能」「環境への配慮」にありますので一つ一つ見ていきましょう。
環境にやさしい
1つ目の自然素材の住宅の魅力が、健康にやさしいという部分です。
自然素材の住宅は、自然由来の効能を活かすため、化学物質を多く含む工業製品を極力使用せずに建てられるため、住んでいる間に体に悪影響を与えるリスクが低いです。
また、自然素材は湿度を調整する特性や、リラックス効果のある香り、抗菌性等様々な効能も素材ごとにあり、適材適所で使用することで快適な室内環境を提供してくれます。
子どもにやさしい
子育て世代に多い悩みの一つに子のアレルギー性疾患がありますが、その予防策としても昨今自然素材が注目されており、長い時間を過ごす住宅だからこそ、子どもに優しい自然素材を使った住宅が選ばれているのだと思います。ハレクラスのお施主様の中にも、お引渡し後にアレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎の改善が顕著にみられた事例も多く出ているように、住む方への良い影響が多数見られています。実は私の家も自然素材で建てた家ですが、不思議と観葉植物が良く育ちます。特段日当たりの良い家ではありませんので、自然素材がなにか良い影響を与えてくれているのかと思っています。
高い断熱性能と調湿性
2つ目の自然素材の住宅の魅力は高い断熱性能と調湿性という部分です。
無垢材は昔から断熱材として利用されてきた歴史もあるほど、断熱性と調湿性に優れた素材です。その無垢材を使用した自然素材の住宅は、冬は暖かく、夏は涼しい室内環境を保つことができます。
これにより、エネルギー効率が向上し、暖房や冷房の負荷(コスト)を軽減することができます。また、自然素材は調湿性にも優れ、室内の湿度のバランスを保ってくれます。ジメジメとした日本海の夏も室内ではカラッと快適に過ごすことも自然素材の家では可能です。
ハレクラスでは自然素材の中でも特に質の高い「乾燥無垢材」を主に使用した住宅を提供しています。
乾燥木材を使用したハレクラスについて解説した記事がこちらにございますので、あわせてお読みください。
関連記事:秋田の子育て世代に人気の木の家ハレクラスとは?(前編)
高耐久・長寿命
3つ目の自然素材の住宅の魅力は高耐久・長寿命であるという部分です。世界最古の木造建築物である法隆寺に代表されるように、木造の寺社仏閣が現存していることから木材の高耐久・長寿命は実証されています。仮に将来リノベーションをする場合でも、もともとの構造体がしっかりとしていれば、余計なコストがかさむ心配も無く、お子様や孫の代にも受け継ぐことのできる住まいになります。現在は新築から建替えまでの平均期間は30年に満たないという統計データもあるようですが、これだけ物価が上がっていて金利も上昇予想がされている中で、一生のうちに2回も3回も建替えすることは非現実的です。ですので、木造住宅の中でも乾燥無垢材を用いた住宅が、これからの日本の住まいのスタンダードになっていくのではないでしょうか。
自然素材の住宅を選ぶ際のポイント
では実際に秋田県の子育て世代のご家庭が、自然素材の住宅を選ぶ際どのようなポイントを基準にされているのでしょうか?
自然素材の住宅を建てるのであればこそ、抑えておきたい重要なポイントを見てみましょう。
1. 使用される素材の確認
自然素材の住宅を選ぶ際には、実際に使用される素材を十分に確認しましょう。
自然素材と一言で言っても、材料の「質」には大きな違いが出ます。
例えば、有害な物質を含んでいないかどうかや、自然素材が適切に加工・施工されているかをチェックしましょう。
ハレクラスで標準的に使用している「乾燥無垢材」は、日本でもトップクラスの「含水率」の低さを誇り、厳選した樹種で加工する質の高い自然素材として挙げられます。
2. 施工方法のチェック
実際に子育て世代の方たちが住宅を建てられる際には、「施工会社」を選ばれるかと思います。
その施工会社の強みが「自然素材を使用している」であったとしても、実際の施工方法によっては劣化が早くなることがあります。
適切な施工方法や建築技術を持つ会社を選ぶことが重要です。
しかし中々打ち合わせだけでは施工についてわかりづらい部分でもありますので、実際に展示場などに足を運び、建築現場も見学してその目で確認するのが望ましいでしょう。家づくりの勉強会があれば積極的に参加されるのもお勧めいたします。
3. 施工実績と評判の確認
自然素材の住宅を選ぶ際には、依頼する施工会社の施工実績と評判を確認しましょう。
過去の施工事例や評価を調べることで、信頼性や品質についてより詳しく知ることができます。
当然ですが、自然素材の住宅を初めて建てる会社と、年間10棟建てている会社では施工経験に大きな差が生まれます。
また、子育て世代のお施主様の数も違いますので、自身のご家庭の現状と近しい状況での家づくりの進め方についても施工会社から聞けるかと思います。
このように今までの施工実績や周りからの評判というのも自然素材の住宅を建てる際に抑えておきたいポイントになるかと思います。
自然素材の家のメンテナンスについて
自然素材の住宅は生活環境が良くなることは先程もお伝えした通りです。
しかし長く自然素材の住宅で過ごしていくためには、当然メンテナンスも必要となってきます。そこで長くご使用いただくための注意点をいくつかご紹介させてください。
1.素材のケアを怠らない
自然素材の住宅に長く住み続けるためには、木材のケアを怠らないようにしましょう。
特に床の無垢材は、暖房の直射熱による過乾燥状態になると細かな割れやささくれが立つ場合があります。木も人の肌と同じく保湿が必要で、定期的なワックスの塗布等を行うことをお勧めしています。もしご不安であればハレクラスの施工会社へご相談ください。お引渡し時には簡単なセルフメンテナンスの方法もお伝えしております。
2.こまめな換気で密室・過湿状態を防ぐ
自然素材の多くは、呼吸をするように、湿気を吸い、乾燥時には湿気を吐き調湿をしてくれます。しかし、自然素材本来の持つ吸湿の許容範囲を超えてしまうと、カビ等の発生につながってしまいます。防ぐためには換気と通気を心がけることが大切です。収納も常に締め切らず、時々戸を開けましょう。物を無垢の床上に長期間直置きする場合は、スノコなどを床の上に敷くことで無垢材の呼吸と通気できる隙間を確保することができます。逆に冬場は過乾燥になってしまう場合もありますが、その場合は窓換気やタオル類などの部屋干し、ストーブでケトルなどでお湯を沸かすなどして調整してください。加湿器は注意が必要です。こまめに水を変えないでいると水カビが発生しますし、床が濡れるほどの蒸気量になってしまうと、逆効果になってしまいますので気を付けてください。
3. 家族のつけたキズは大切な思い出になる
無垢材の醍醐味は革製品のように使い方によってさまざまな表情を出してくれる経年美にあります。真新しい傷は白く目立ちますが、その傷もやがてはまわりの無垢材の色と同調していき目立たなくなります。新建材の床にできたキズはいつまでも目立ち補修もできませんが、無垢材の場合は、軽い凹みキズであれば水を含ませてからアイロンの熱を当てると復元できます。新築時は、お子様がおもちゃを床に落とすたびに神経質になりがちですが、どうぞ大らかな気持ちで自然素材の家を楽しんでください。定期的に無垢の柱に成長の証しを刻んでみるのも良いと思います。家族のつけたキズは思い出になります。将来お子様が大きくなったときに一緒に見れば、それは家族の成長の証しになっているはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本日は「自然素材の住宅」について解説してきました。
秋田県の子育て世代に、なぜ自然素材が人気なのかというと、やはり「健康にやさしく温かく、末永く暮らすことのできる生活環境」だからではないでしょうか。
子どもへの悪影響をできる限り少なく、健康的な生活を手に入れる際に「自然素材の住宅」は必要不可欠です。
しかし実際に自然素材を使用している会社であっても、その知識や施工力次第で自然素材の魅力を十分発揮できない可能性もあります。
ですので、実際に住宅を建てられる際には依頼する会社の施工実績や評判を見られるのも大事です。
また自然素材にもたくさんの種類がありますので、その「質」についてもお話しされる方が良いでしょう。
本日解説した通り、自然素材の住宅は魅力に溢れています。
ご自身が実際に自然素材の住宅を建てる際は、これらのポイントを押さえて検討していただければと思います。
高橋 慎也
(有)大建 営業課長/宅地建物取引士
自身の家づくりの経験と1児の父として、子育て後の夫婦の暮らし方も見据えた家づくりへの想いを込めてハレクラスに関わらせていただいております。
趣味は山菜採り。釣り。料理。将来は畑を耕し、秋田の自然の中で半自給自足生活を楽しみたいと思っています。