晴れコラム

2024.02.27
平屋派?2階建て派?どっちが子育てに適しているのか徹底比較

皆様こんにちは。

HARE CLASSの高橋です。

秋田で住宅購入をご検討されている方に向けて情報発信をしております。

今回は前回に続いて「平屋」について解説いたします。

どうぞ最後までお読みください。

【目次】

はじめに

子育てに適した住宅の条件

1.安全性

2.使い勝手

3.子どもの成長に対応できる間取り

4.庭の有無

平屋と2階建ての違い

1.平屋の特徴

・階段

・家事動線の短縮

・耐震性が高い

2.2階建ての特徴

・部屋数が多い

・土地が狭くても床面積が確保できる

・二世帯で過ごすことが可能

まとめ

はじめに

子育て世代の住宅購入をご検討の方へ。

住宅選びで迷っていませんか?

平屋にするのか?2階建にするのか?このようなお悩みのお声も多くいただきます。

そこで今回のコラムでは、平屋派と2階建て派のそれぞれについてや、子育てに適した住宅の条件など、分かりやすく解説します。

秋田県はもちろん、全国の住宅購入をご検討されている皆様のご参考になればと思います。

子育てに適した住宅の条件

住宅購入でお悩みの方の多くは「子育て世代」であるのではないかと思います。

つまりまだ小さいお子様の子育て時間の多くは、ご自宅で過ごすことになるでしょう。

また小学校に入学した後、家を出るまでの期間を共にご家族でお過ごしになることかと思います。

そんな子育ての多くの時間を過ごす「住宅」に関して、子育てという視点で住宅購入の条件を見ていきましょう。

安全性

子育て世代にとって、安全性は非常に重要です。

住宅の周りには危険物がないか?

山や川などの自然環境にも注意が必要です。

子育てをする期間が長いからこそ、子どもが怪我をしないように住宅鵜入の段階から考えておく必要があります。

使い勝手

使い勝手というのも住宅購入の際の条件として大事です。

日常生活がしやすい間取りなのか?

必要なスペースが確保されているか?

このようなことも重要な要素です。

また何よりも家族同士や子どもとの対話がしやすい、お子様同士の遊びがしやすい間取りかどうかを選ぶと良いでしょう。

子どもの成長に対応できる間取り

また間取りの話題に合わせてですが、子どもの成長に合わせられる間取りであるかどうかも重要です。

まだ小さいお子様は必要ありませんが、子どもの成長とともに、子ども部屋や勉強スペースなどのプライベートな空間が必要になります。

その時に用意してあげられるよう、子どもの成長に合わせて間取りを変えられる住宅が望ましいです。

庭の有無

庭があると、お子様たちが自由に遊べる空間が確保できます。

また自然に触れる機会も増え、心身ともに健康な成長を促すことができます。

公園へ遊びに行くのも良いですが、庭があると安全に目の行き届く範囲で見守れるため、家事をしながら等、家での時間も有効に使えます。

また、家庭菜園もおススメです。無農薬で育てたトマトやイチゴをおやつ代わりに食べさせることも食育にもつながりますし、季節感や庭の景観に彩りが加わります。採れた野菜でバーベキューも良いですね。ご近所や気の合うご家族とのコミュケーションの場としても、敷地全体を生活の場として捉えると暮らしが豊かになります。

平屋と2階建の違い

先程までは、住宅購入の条件として考えた方が望ましいポイントを解説しました。

ここでは、平屋と2階建ての違いについて触れたいと思います。

住宅の条件を理解していただいた後、平屋を建てるのか、2階建にするのかを、「子育て世代」としてどちらがより過ごしやすいのか?

という部分をご覧ください。

平屋の特徴』

平屋は、1階の広い空間を有効に活用できるという特徴があります。

また、階段がないため、小さなお子様がおられても安心して過ごすことができます。

階段

平屋には階段がありません。

1階部分に全てのスペースがあるので、家事動線も効率が良く、開放的です。

階段がないことで、お子様の転落を防止することができます。

家事動線の短縮

通常の2階建の住宅であれば、1階の洗濯場から2階にある物干し場までの最長家事動線を1日に何度も往復することになります。

今は若くて元気ですので、問題ないかと思いますが、年齢を重ねるごとに2階への往復が億劫になることが予想されます。

しかし平屋であれば、全てが1階部分で解決できますので、家事動線の短縮として大きな特徴があるでしょう。

耐震性が高い

平屋は土地との設置面積が多くまた重心が低いですので、2階建と比べて耐震性が高く地震に強いと言えます。

2階建てであっても別途費用を払って、免震・耐震システムをつければ耐震性能は上がりますが、平屋であれば、その部分に費用を支払わずとも高い耐震性を確保することが可能です。

2階建ての特徴』

2階建ての住宅は、平屋と違い2階部分にも部屋を設けることが可能になることではないでしょうか。

お子様が大きくなってくると、2階部分の個室に子供部屋などを設けることが多いです。

部屋数が多い

平屋と比べ2階部分に部屋を設けるスペースができますので、部屋数を増やすことができます。

ですので、お子様の成長に合わせて、勉強、遊びなどの部屋として活用するケースがあります。

土地が狭くても床面積が確保できる

秋田ではあまりないかもしれませんが、土地が狭いエリアというのも全国では多くあります。

その際は2階建て・3階建での住宅購入になることでしょう。

1階部分の床面積は平屋と比べて小さくはなりますが、2階部分も含めると平屋と同程度の床面積を確保することができます。

二世帯で過ごすことが可能

子育て世代の中には、ご両親と共に過ごされる方もおられるかもしれません。

また自身のお子様と将来共に過ごすことになるかもしれません。

その際2階建であれば、二世帯住宅として過ごすことが可能となります。

まとめ

いかがでしょうか。

本日は平屋派と2階建て派で悩まれる住宅購入検討者に対して、どちらともの特徴を解説いたしました。

また住宅購入の条件となるポイントにも触れております。

秋田であれば比較的土地も広く取れるかもしれませんが、都心部となると中々広い土地を購入することが難しいです。

しかしそのような土地であっても平屋をベースに1部分を2階建てにする「1部2階建て」という選択肢もあります。

その辺りのご相談は各ご家庭であるとは思いますが、平屋と2階建の特徴の比較を大きい部分でさせていただきました。

子育てに最適な住宅はどっちなのか?

今回の内容が、住宅購入をご検討いただく際の知識へとなれば幸いです。

それでは。

この記事を書いた人
HARE CLASS担当
高橋 慎也
(有)大建 営業課長/宅地建物取引士
フリーペーパー編集長を経て独立後、大建でマイホームを建てたことがきっかけで無垢材で建てる本物の木の家づくりに共感し入社。
自身の家づくりの経験と1児の父として、子育て後の夫婦の暮らし方も見据えた家づくりへの想いを込めてハレクラスに関わらせていただいております。
趣味は山菜採り。釣り。料理。将来は畑を耕し、秋田の自然の中で半自給自足生活を楽しみたいと思っています。