晴れコラム

2024.08.03
規格住宅とは?注文住宅や建売住宅との違い、メリットなどを解説

皆様こんにちは。HARE CLASSの高橋です。

秋田県秋田市、大館市で住宅購入をご検討されている方に向けて、情報発信をしております。

皆様は規格住宅について知っておられますか?

新築住宅の購入をご検討されている子育て世代の方達であれば、一度は耳にされたこともあるかと思います。

また同じく、注文住宅建売住宅という住宅もあります。

これら全て同じ新築住宅ですが、全く違うものです。

今回はそんな建売住宅や注文住宅・建売住宅との違い、メリットなどを解説していきます。

新築住宅の購入の際、参考にしていただける内容ですので、是非最後までお読みください。

規格住宅とは

規格住宅とは、あらかじめ設計図や間取り、仕様などが決められている住宅のことを指します。

住宅会社が提供する、標準的な設計プランに基づいてプランが決められており、建てられるため、住宅コストや工期が予め計算しやすく、一般的には注文住宅よりもリーズナブルな価格で提供されることが多いです。

規格住宅は、住宅市場において多くの人々に選ばれており、特に初めて家を建てる方や、予算を抑えたい方に人気があります。

規格住宅は、大手住宅メーカーが展開していることが多く、標準仕様が明確に決まっているため、家づくりのプロセスがスムーズに進むことが特徴です。また、事前に内観を公開されていることが多く、実際に見て、触れて、住み心地を確認することができます。

一方で、規格住宅はカスタマイズの自由度が低いです。

新築住宅を購入されるご家庭の要望や、ライフスタイルに完全に合わせることが難しい場合があります。

注文住宅との違い

注文住宅は、土地探し・購入からプラン設計、建築までを一から計画し、自分たちの要望やこだわりを反映させることができる住宅のことです。

プラン設計の自由度が高く、素材や間取り、住宅設備なども自分たちで選ぶことができます。

そのため、完全に自分たちの理想に合った新築住宅を建てることが可能です。

一方で、注文住宅はコストが高くなりがちで、建築期間も長くなる傾向があります。

規格住宅との大きな違いは、自由度と住宅コスト、工期です。

規格住宅は、あらかじめ決められた設計プランに基づいて建てられるため、コストや工期が明確である一方、カスタマイズの自由度が低いです。

これに対して、注文住宅は自由度が高い反面、住宅コストや工期の予測が難しいという特徴があります。

建売住宅との違い

建売住宅は、あらかじめ土地と建物がセットで販売されている住宅のことを指します。

住宅会社が土地を購入し、新築住宅を建てた後に販売する形式であるため、購入者はすぐに入居することができます。

建売住宅は、完成した状態で販売されるため、内覧して実際の建物を確認した上で購入を検討することが可能です。

規格住宅と建売住宅の違いは、主に建築過程と購入のタイミングにあります。

規格住宅は、建築する過程で一定のプラン変更などが可能であり、自分たちの要望を多少反映させることができますが、建売住宅は完成品として販売されるため、カスタマイズはほとんど不可能です。

そのため、建売住宅はすぐに入居できる・住む場所の立地条件を優先できるというメリットがある一方で、個々の要望に合わせた調整が難しいというデメリットがあります。

セミオーダー住宅について

セミオーダー住宅は、規格住宅と注文住宅の中間に位置する「いいとこ取り」の住宅の形で,

ハレクラスがこのカテゴリーに該当します。

基本的な設計プランや間取り、仕様などが決められているものの、部分的なカスタマイズが可能なため、ある程度の自由度を持ちつつ、住宅コストや工期を抑えることができます。

セミオーダー住宅では、例えば間取りの一部変更や、内装の色や素材の選択、住宅設備の選択なども可能です。

これにより、完全な注文住宅ほどの自由度はないものの、規格住宅よりも個々の要望に応じた調整が可能となります。

ハレクラスでは、基本形の間取りがあるものの、コンセプトを明確にしている為、規格モデルではなく企画モデルと呼んでいます。コンセプト(子育て世代の平屋暮らし)をしっかりとご理解いただけたら、むしろ基本形の間取りを自分らしくカスタマイズしていただき、自分らしいハレクラスの形を作っていただきたいと考えています。

規格住宅のメリット

1.標準的な仕様が決まっている

規格住宅の大きなメリットの一つは、「標準的な仕様があらかじめ決まっている」ことです。

これにより、プラン設計や仕様など選択の手間が省けるため、家づくりのプロセスがスムーズに進みます。

また、標準仕様が決まっているため、住宅の品質や性能が一定の基準を満たしていることが保証されます。

2.住宅コストの計算がしやすい

規格住宅は、あらかじめ設計プランや仕様が決まっているため、「住宅コストの計算がしやすい」というメリットもあります。

追加費用や予期せぬコストが発生しにくいため、予算をしっかりと立てて計画を進めることが可能です。

特に、予算に限りがある方や、コスト管理を重視する方には大きなメリットとなります。

3.工期も短く早く住むことができる

規格住宅は、あらかじめ設計や仕様が決まっているため、建築までのプロセスが効率的に進み、「工期が短くなる」というメリットもあります。

これにより、早く新築住宅に住むことができるため、急いで新居を必要とする方にとって大きなメリットです。

また、工期が短い分、建築期間中の仮住まいの費用も抑えることができます。

規格住宅のデメリット

1.仕様の変更など自由が難しい

規格住宅のデメリットの一つは、「仕様の変更などの自由度が低い」ことです。

あらかじめ決められた設計プランや仕様に従い進んでいくため、自分たちの要望やライフスタイルに完全に合わせることは難しい場合があります。

特に、こだわりが強い方には不向きかと思います。

2.土地にうまく収まらない

規格住宅は、「土地の形状やサイズにうまく収まらない」場合があります。

それは標準的な設計プランに基づいて建てられるためです。

特に、変形地や狭小地など、特殊な形状の土地には適応しにくいです。

そのため、土地選びの段階で慎重に検討する必要があります。

すでに土地をお持ちの方の場合も、規格住宅のプランではうまく収まらないこともございます。

規格住宅・注文住宅・建売住宅に向いている方

ここでは、それぞれの住宅に向いている方についてご紹介をいたします。

規格住宅に向いている方

規格住宅は、

・住宅コストを抑えたい方

・家づくりのプロセスをスムーズに進めたい方

・標準的な仕様でも満足できる方

に向いていると言えます。

特に、予算に限りがある方や、早く新居に住みたい方に適しています。

注文住宅に向いている方

注文住宅は、

・自分たちの要望やこだわりを持った家に住みたい方

・プラン設計の自由度を重視する方

・家づくりの予算や工期に余裕がある方

に向いています。

特に、自分たちのライフスタイルに完全に合わせた住宅を建てたい方に適しています。

建売住宅に向いている方

建売住宅は、

・すぐに入居したい方

・土地選びや設計の手間を省きたい方

・価格が明確な住宅を求める方

に向いています。

特に、急いで新居を必要とするは適しているでしょう。

セミオーダー住宅に向いている方

セミオーダー住宅は、予算を抑えつつ、自分たちのこだわりを反映させたい方に向いていると言えます。

それは注文住宅と規格住宅の「ハイブリット」だからです。

特に、基本的な設計プランや外観、素材などに満足しているが、一部にこだわりを反映させたい方、完全な注文住宅ほどの自由度は必要ない方に適しています。

規格住宅を建てる際の注意点

規格住宅を建てる際には、いくつかの注意点があります。

まず、土地選びには注意が必要です。

なぜなら規格住宅は、標準的な設計プランに基づいて建てられるため、土地の形状やサイズに適応するかどうかを事前に確認することが重要になるからです。

さらに、実際に建築する住宅会社の選定も重要です。

信頼できる住宅会社を選び、施工実績や評判などを事前に確認しておくことが大切です。

また、モデルハウスや展示場を見学し、実際の住み心地をイメージすることもおすすめします。

まとめ

いかがでしょうか。

本日は規格住宅についてや、注文住宅と建売住宅との違いやメリット、それぞれの住宅に向いている方について解説してきました。

また、規格住宅と注文住宅とのハイブリット「セミオーダー住宅」もご紹介させていただきました。

規格住宅は、あらかじめ設計プランや仕様が決められた住宅であり、住宅コストや工期が明確であるため、多くの人々に選ばれています。

注文住宅や建売住宅との違いを理解し、自分たちの要望やライフスタイルに合った新築住宅を選ぶことが重要です。

また、セミオーダー住宅という選択肢は、今の子育て世代のご家庭におすすめしています。

それは、住宅コストも抑えながら、自身の要望を反映できる「いいとこ取り」ができるからです。

秋田市、大館市で家づくりを検討中の子育て世代の方々には、この記事が新築住宅選びの一助となれば幸いです。

秋田市や大館市の方にいつでも内覧していただけるよう、展示場も複数ご用意しております。

ご興味いただきましたら、一度ご予約いただき実際の建物をご覧ください。

この記事を書いた人
HARE CLASS担当
高橋 慎也
(有)大建 営業課長/宅地建物取引士
フリーペーパー編集長を経て独立後、大建でマイホームを建てたことがきっかけで無垢材で建てる本物の木の家づくりに共感し入社。
自身の家づくりの経験と1児の父として、子育て後の夫婦の暮らし方も見据えた家づくりへの想いを込めてハレクラスに関わらせていただいております。
趣味は山菜採り。釣り。料理。将来は畑を耕し、秋田の自然の中で半自給自足生活を楽しみたいと思っています。