2024.07.09
平屋で新築住宅に住みたい!メリット・デメリットや外観などをご紹介
皆様こんにちは。
HARE CLASSの高橋です。
秋田県秋田市、大館市で住宅購入をご検討されている方に向けて、情報発信をしております。
今回は「平屋で新築住宅に住みたい方が知っておいてほしいこと」について解説いたします。
・平屋での家づくりを考えている
・平屋の間取りや外観などを見てみたい
このような方は、参考にしていただけると思いますので、是非最後までお読みください。
1 はじめに
前回の記事では「平屋は高いのか?」について解説しました。
今回の記事をお読みの方に関しても、平屋は高いと「思い込んで」おられる方もおられるかと思いますので、一度こちらの記事をお読みください。
関連記事:平屋が高いって本当?その真相を解明します
今回は今大人気の平屋で新築住宅に住む際参考にしていただきたいことを、まとめてみました。
2 平屋で新築住宅に住むと得られるメリット
平屋の新築住宅に住むことで得られるメリットは沢山あります。
そのメリットを先にご紹介いたします。
(1) ワンフロアのため生活動線が楽になる
平屋の特徴はなんといっても「ワンフロア」という点です。
2階建てのように、2階建て部分がないので、階段の上り下りが無く、各居室への移動がラクです。また、物干し場の場所にもよりますが、家事動線の中でも最長動線と呼ばれる「洗濯物動線」も圧倒的に短縮され、干した物を取り込み、畳んで、収納場所まで運ぶ動線もランフロアなので圧倒的に楽になります。
(2) 家族のコミュニケーションが取りやすい
家族のコミュニケーションが取りやすいというメリットは、平屋で新築を建てられるお施主様から非常に喜ばれる部分です。
リビングと子供部屋との距離も近いということもあり、自然とリビングに集まる時間が増加する傾向にあるのが、平屋です。
秋田ではこのリビングでの家族と過ごす時間をとても大切にされているご家庭が多いです。
(3) 耐震性に優れている
平屋の新築住宅に住むと、耐震性に優れた家を手にすることが可能です。
耐震性に優れているというのは、どういうことか?
それは、「土地との接地面積が大きい」ということからです。
2階建ての住宅と比較するとわかりやすいのですが、例えば30坪の2階建ての住宅で見てみましょう。
この場合の土地への接地面積ですが、15坪となります。
一方で30坪の平屋であれば、接地面積は30坪ですので、平屋の方が接地面積が多いと言えます。
また「重心」も2階建と比べ、平屋の方が低くなります。
これも耐震性を高めることに繋がります。
もちろん「お金をかけて」耐震・免震システムを取り付ければ耐震性を向上させることもできるのですが、費用を余分にかけることに繋がります。
平屋の新築住宅で家づくりを進めるということは、余計は費用をかけず、耐震性能の高い住宅を手にいれられるということです。
この部分は地震大国日本に住む皆様からすると、非常に興味深い特性だと言えますね。
(4) メンテナンスコストの削減
平屋の新築住宅に住むということは、住んだ後にかかってくる「メンテナンスコスト」を削減することにも繋がるというメリットもあります。
平屋と比べ2階建は風雨にさらされる面積が多く、そのため台風などの強風や海風等の塩害、冬季の雪害等の影響をより多く受けることになります。2階部分は足場を組まないと施工できない為、養生足場の費用も平屋よりかかってしまいます。
高さの低い平屋では、立地条件に左右はされますが、メンテナンスにかかるコストを2階建よりも抑えることができます。
3 平屋の新築住宅に住むデメリット
先程までは平屋の新築住宅に住むと得られるメリットをご紹介いたしました。
一方で、どのようなデメリットがあるのかもあらかじめ抑えておいていただく方が良いかと思いますので、解説いたします。
(1) プライバシーの問題
平屋を新築する際のメリットとついになり出てくる問題ですが、プライバシーの確保がしづらいというデメリットがあります。
お子様がまだ小さいうちは、リビングで一緒の時間を過ごし、家族のコミュニケーションも円滑に取りやすいかと思います。
しかし思春期に差し掛かり、自分の時間を確保したい年齢になってきた際、ワンフロアであるが故にプライバシーの確保がしづらい場面があります。
(2) 水害時の逃げ場がない
平屋の住宅は地震などの揺れには強い反面、水害時などでは逃げ場がなく弱くなるというデメリットもあります。
なぜなら2階建であれば、2階に逃げると言う選択肢が取れますが、平屋では取れないからです。
このデメリットの解決策は、ロフトスペースをつくる他、「土地探し」で水害の可能性が低い土地を選ぶことでリスク対策をしましょう。
実際に平屋を新築した経験のある工務店や、自社で不動産も扱っている工務店では、その土地に関しての情報は豊富にございますので、お聞きになられてください。
4 平屋で新築を建てると2階建てと比べて高いのか?
冒頭でもお伝えした通り、平屋で新築を建てるのは高いという「間違った認識」が進んでおり、秋田市や大館市のお施主様にもよく「平屋で新築を建てると高いの?」と聞かれます。
しかし実際のところ「あまり変わらないか、むしろ安い」と言うのが本当のところです。
なぜなら、平屋には「階段」がないからです。
階段がないと言うことは、階段に付随してついてくるスペースが1階と2階部分の4坪がないということです。
30坪の2階建てと30坪の平屋で新築を建てたとすると、平屋の方が高くなるでしょう。
しかし上記のように、平屋には階段や付随するスペースがありませんので、30坪の2階建てに対し、26坪の平屋となるわけです。
コンパクトになるわけですので、費用も削減できます。
これが平屋で新築を建てると高くなるという、間違った認識という所以です。
5 平屋で新築を建てる際の参考にしたい間取り
ここまで平屋で新築を建てて実際に住んだ際のメリット・デメリットや費用について解説してきました。
ここでは実際に平屋で新築を建てようとした際の施工事例をお見せできればと思います。
■家事室と直結するウォークインクローゼット
WICが隣にあれば、洗濯物をすぐ収納できますし、寝室とも行き来できるようにすれば朝の準備もとても楽に行えます。
■リビングと連結した主寝室
普段いるリビングと直結できる主寝室であれば、帰宅から就寝迄をワンフロアで行き来できます。もしものケガの時や老後も安心して暮らせますね。
■ロフト
延床面積に含まれないロフトは勾配天井のスペースに設置可能です。
収納や子どもの秘密基地としても、ハレクラスオーナーに大変人気の高いオプションとなっています。
6 平屋で新築を建てる際の気になる外観
プランによる間取りを参考にしていただいた後、ご覧いただきたいのが「外観」です。
実際に見た目という部分も重要視される方も、秋田市や大館市のお施主様でも多いですので、いくつかの外観をご覧ください。
7 まとめ
いかがでしたか。
本日は「平屋で新築を建てる際のメリット・デメリット・間取り・外観」という気になるであろう点をまとめて解説いたしました。
平屋に限らずですが、どの住宅にもメリット・デメリットが存在します。
それぞれを見比べながら、ご自身のご状況などと照らし合わせ新築での家づくりを進めていかれるのが良いかと思います。
しかしながら、平屋での新築は非常に今のライフスタイルにマッチしていると考えておりますので、秋田市や大館市の皆様にご提案をしている次第です。
また、実際平屋で新築を建てる際、家の中の材料に何を使うのか?というのも重要な項目です。
最近では、お子様のことを考え自然素材を使った新築を求められる方が増加しています。
そんな自然素材について解説している記事はこちらです。
関連記事:
自然素材の家はメンテナンスが大変?メリットとデメリットをご紹介
今回の記事では、平屋で新築住宅を選択される際、参考にしていただける要素を解説してきました。
秋田市、大館市の皆様だけではなく、家づくりを検討中の方に参考にしていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
高橋 慎也
(有)大建 営業課長/宅地建物取引士
自身の家づくりの経験と1児の父として、子育て後の夫婦の暮らし方も見据えた家づくりへの想いを込めてハレクラスに関わらせていただいております。
趣味は山菜採り。釣り。料理。将来は畑を耕し、秋田の自然の中で半自給自足生活を楽しみたいと思っています。