晴れコラム

2024.10.06
リフォームとリノベーションの違いとは?メリット・デメリットなどを解説

リフォームとは?

リノベーションとは?

リフォームとリノベーションの違い

リフォームのメリット・デメリット

リフォームのメリット

1.リフォーム工事の予算を抑えることができる

2.工事期間を短縮でき住みながら工事ができる

3.プランを見て完成後をイメージしやすい

リフォームのデメリット

1.希望するデザインにならない可能性がある

2.住宅の性能向上には向かない

リノベーションのメリット・デメリット

リノベーションのメリット

1.自身にあった間取りを期待できる

2.良い土地に新築より安価に住むことができる

リノベーションのデメリット

1.物件の状況次第で工事価格が高くなる場合がある

2.リフォームと比べて工事期間が長い

まとめ

秋田市でのリフォームやリノベーションをご検討中の皆様、こんにちは。

HARE CLASSの高橋です。

ご両親などからの譲り受けにより建物をお持ちのご家庭もおられるかと思います。

また昔、新築住宅を購入したが、古くなってきたので改築などを考えている方も多くおられます。

そんな住まいの快適性を高める選択肢として、リフォームとリノベーションはどちらも魅力的ですが、一体どのような違いがあるのでしょうか?

今回の記事では、リフォームとリノベーションの違いを分かりやすく解説し、それぞれのメリット・デメリットを比較することで、あなたにとって最適な選択肢を見つけるお手伝いをしたいと思いますので最後までお付き合いください。

リフォームとは?

リフォームとは、既存の住宅の劣化部分の修繕や改修を行うことで元の状態に戻すことを指します。

英語の「reform」は「悪い状態からの改良」を意味していますので、老朽化した建物を治し、綺麗にすることをリフォームと呼びます。

また、リフォームは建物そのもの以外にも、トイレなどの水回りの変更、内装の壁紙の変更など小規模の改修工事を指すことも多いです。

リノベーションとは?

一方のリノベーションは、リフォームよりも大規模な改修で、間取りの変更や構造の変更、設備の入れ替えなどを含みます。

英語で「renovation」は「革新、刷新、修復」を意味していていますので、リノベーションにより何か付加価値をつける工事を指しています。

例えば、2階建を平屋にする、二間続きの和室をリビングダイニングにする、断熱材を交換して省エネ性能を高めるなどがリノベーションに該当します。

リフォームとリノベーションの違い

リフォーム工事で大規模改修を行う会社もあるため、施主側でリフォームとリノベーションの違いが分かりにくくなっているケースも見受けられます。

しかし大きな違いとして、「改修の規模と目的」という違いがあるでしょう。

リフォームは既存の住宅を維持・改善することで「元の状態に戻すこと」を目的としています。

一方、リノベーションは「新たに付け加えることで住宅の機能や価値を高めること」を目的としています。

リフォームとリノベーションには似た意味合いを持ちながらも、目的に違いがあることはお分かりいただけるかと思います。

リフォームのメリット・デメリット

ではここでリフォームのメリットとデメリットを解説したいと思います。

リフォームのメリット

1. リフォーム工事の予算を抑えることができる

 リフォームはリノベーションに比べて工事が小規模なため、費用を抑えることができます。

費用を極力抑えながら、状態の回復を目的とする方はリフォーム工事が向いているかと思います。

2. 工事期間を短縮でき、住みながら工事が出来る

リフォームは工事が限定的なので、リノベーションに比べて短期間で完了することができます。

早急に現状を修復したい方にとっては、工期の短いリフォームは大きなメリットがあると言えます。また、工事個所によりますが、住みながら工事が出来ることも仮住まい費用や引っ越し費用がかからない為、嬉しいメリットと言えます。

3. プランを見て完成後をイメージしやすい

リフォーム工事は、既存の構造や設備を活かします。

そのため、リフォーム工事後のイメージを掴みやすいというメリットがあります。

リフォームのデメリット

1. 希望するデザインにならない可能性がある

リフォーム工事のデメリットは、既存の建物の構造や設備に制約があるため、思い通りのデザインにならない場合があります。

リフォームの特性上仕方のない部分ですが、希望するデザインを求めるよりも、現状の回復に重きを置く傾向にあります。

また、一部分の改修工事を行うこともあることから、その他の部分との統一感を失うこともございます。

2. 住宅の性能向上には向かない

リフォーム工事のデメリット2つ目は、断熱性能や耐震性能などの性能向上には向かないと言う点です。

今の建物の性能を向上させたいのであれば、リノベーションの方が効果的です。

リノベーションのメリット・デメリット

次にリノベーションのメリットとデメリットを解説します。

リノベーションのメリット

1. 自身にあった間取りを期待できる

リノベーションはリフォームと比べて、間取りの変更が可能なので、家族構成やライフスタイルに合わせた理想の間取りを実現できます。

一部分のみの改修工事になりがちなリフォームと比べて、全体的に間取りの大幅な変更ができるのでデザイン性を損なう恐れがありません。

また、デザインに好みを反映させることができるというメリットがあります。

2. 良い土地に新築より安価に住むことができる

築年数の古い物件をリノベーションすることで、新築よりも安く、良い立地の物件に住むことができます。

これはリノベーションの大きなメリットと言えます。

秋田市の中心部などの既存の物件を購入することで、立地を優先順位上位にあるご家庭の満足いく住まいを手に入れることが可能となります。近年の価格高騰により、空き家を利活用しようというニーズが高まっていることもリノベーションの追い風となっています。

リノベーションのデメリット

1.物件の状況次第で工事価格が高くなる場合がある

リノベーションする物件の構造や材質によっては、建替えよりも工事価格が高くなってしまう場合があります。

特に基礎廻りに大きな欠陥が見つかった場合には、無理にリノベーションを行わず、建替えも検討しましょう。

そのため、「物件選び」と「現況調査」をしっかりと事前に行いましょう。

2. リフォームと比べて工事期間が長い

リノベーションは大規模な工事となるため、リフォームに比べて工事期間が長くなります。

一般的に一戸建ての新築住宅ではご契約から4ヶ月~6ヶ月くらいが目安となりますが、リノベーションも新築住宅の工期とあまり変わりありません。基礎工事や地盤改良工事が無い代わりに、解体工事に手間がかかり、大工の手間が増えるためです。

まとめ

本日の記事では、リフォームとリノベーションの違いや、それぞれのメリット・デメリットを解説してきました。

秋田市の方でも新築一戸建てでマイホームを購入したいが、予算が足りないとお悩みの方も多いです。

すでに建物をお持ちの方で、住み続けるための改修や設備の交換を求めている方は、リフォーム工事という選択肢もあるかと思います。

また、ご自身の要望が多くあり住まいのデザインなどにはこだわりたいという方は、リノベーションが望ましいのではないでしょうか。

その判断をされる際は、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。

最後に、リフォームやリノベーションという選択肢も必要ですが、新築住宅での家づくりという選択肢もあるかと思います。

リノベーションが大規模なものになるのであれば、新築住宅の購入をする方が長い目で見たときに、メリットがあることもあります。

その際は弊社が展開するハレクラスに一度ご相談くださればと思います。

秋田市や大館市に展示場も用意していますので、一度肌で感じていただければと思います。

この記事を書いた人
HARE CLASS担当
高橋 慎也
(有)大建 営業課長/宅地建物取引士
フリーペーパー編集長を経て独立後、大建でマイホームを建てたことがきっかけで無垢材で建てる本物の木の家づくりに共感し入社。
自身の家づくりの経験と1児の父として、子育て後の夫婦の暮らし方も見据えた家づくりへの想いを込めてハレクラスに関わらせていただいております。
趣味は山菜採り。釣り。料理。将来は畑を耕し、秋田の自然の中で半自給自足生活を楽しみたいと思っています。