2024.11.02
間取りとは?基礎知識としてアルファベットの種類・意味などを解説
間取りとは?
間取りで使われる主なアルファベットの種類
1.R
2.D
3.K
4.L
間取りで使われるアルファベットの意味
1.R(Room)
2.D(Dining)
3.K(Kitchen)
4.L(Living)
新築一戸建ての間取りを決める際のポイント
1.生活動線を意識する
2.子育てを意識している
3.収納スペースの確保
4.自然光と通風
役に立つ間取りの豆知識
1.バルコニーやベランダは専有面積に含まれない
2.ロフトも専有面積に含まれない
3.図面上の寸法から壁厚を考慮して内寸法を考える
4.施工面積と延べ床面積の違いを把握しておく
5.畳数と坪数の関係を誤解している
まとめ
秋田市、大館市で家づくりを検討中、新築住宅の購入を考えている子育て世代の皆様こんにちは。
HARE CLASSの高橋です。
これから新築住宅の購入に向けて家づくりを進めるにあたって、間取りについての基礎知識を頭に入れておく必要があります。
間取りってよく耳にするけど、具体的にどんな意味があるのか?
どんな点に注意すればいいのか?
家づくりを進めている方でもこれらが、わからない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、間取りの基礎知識として、間取りで使われるアルファベットの種類や意味、間取りを決める際のポイントなどを解説していきます。
ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。
間取りとは?
「間取り」という言葉は、秋田市や大館市で新築住宅の購入を考えている子育て世代の皆様もよく耳にすると思います。
間取りとは、住宅の内部がどのように区切られているかを示す図面や設計のことを指します。
つまりプランのお打ち合わせ時などに平面図としてみる図面のことです。
間取りを理解することで、自分たちの生活スタイルに合った理想の住まいを見つけやすくなります。
しかし平面図としてみる間取りには、見慣れないアルファベットや数字を組み合わされて表現されており、難しく考えられてしまうことも多いです。
例えば、「3LDK」といったワードを見たこともあるでしょう。
これらのアルファベットは、それぞれの部屋の種類や機能を表していますので、家づくりを進める際に理解しておく必要があります。
間取りを決める際は、家族の人数や生活習慣、将来のライフスタイルの変化なども考慮に入れることが大切です。
秋田の四季を楽しむための工夫や、子育てに適した空間づくりなど、実際に住まれる地域の地域性や家族のニーズに合わせた間取りを選ぶことで、より快適な暮らしが実現できるでしょう。
間取りで使われるアルファベットの種類
間取りを表現する際に使用されるアルファベットには、主に以下の4種類があります。
- R:Room(部屋)の略
- D:Dining(食事室)の略
- K:Kitchen(台所)の略
- L:Living(居間)の略
これらは、住宅の間取りを簡潔に表現するために広く使用されています。
これらのアルファベットを組み合わせることで、様々な間取りのパターンを表現しています。
例えば、「2LDK」は、リビング・ダイニング・キッチンが一体となった空間と、2つの個室がある間取りを意味します。
秋田市や大館市で新築住宅の購入を検討する際には、これらのアルファベットの意味を理解しておくことで、自分たちの理想の間取りをイメージしやすくなります。
この後間取りで使われるアルファベットの意味について見ていきましょう。
間取りで使われるアルファベットの意味
それでは、間取りで使用されるアルファベットの意味について、もう少し詳しく見ていきましょう。
- R(Room)
Rは「部屋」を意味します。
主に個室やプライベートスペースを指しており、子ども部屋や寝室、書斎などがこれに該当します。
例えば「1R」は一つの部屋があることを指し、主にワンルームのアパートに使われます。 - D(Dining)
Dは「食事をする場所」、つまりダイニングを意味します。
家族が集まって食事をする空間を指しており、例えばダイニングキッチンは「DK」、ダイニングスペースは「DS」のように表されます。 - K(Kitchen)
Kは「台所」を意味し。調理や食事の準備をする場所を指します。
ダイニングキッチンは「DK」、キッチンは「K」のように表されます。 - L(Living)
Lは「居間」または「リビング」を意味します。
つまり家族がくつろぐための共用スペースです。
秋田の美しい景色や家の中にある坪庭を眺めるのも良いでしょう。
リビングルームは「LR」、リビングダイニングは「LD」のように表されます。
これらのアルファベットを単体で使用したり組み合わせることで、様々な間取りのタイプを表現できます。
例えば、「LDK」は、リビング・ダイニング・キッチンが一体となった開放的な空間を意味します。子育て世代にとっては、家族の様子を見守りやすい「LDK」タイプの間取りが大変人気があります。
秋田でも大人気の坪庭について解説した記事がこちらです。ぜひ合わせてお読みください。
関連記事:人気の坪庭とは?家での魅力やメリット・デメリットを紹介
子育て世代の場合、子どもの成長に合わせて部屋を分けられるよう、3LDK以上の間取りを選ぶことが多いようです。
しかし最初から分けておくのではなく、ワンフロアで作った後、子供部屋が必要になったタイミングで間仕切りするという方も多いです。
新築一戸建ての間取りを決める際のポイント
秋田市や大館市で新築住宅の間取りを決める際は、以下のポイントに注目しましょう:
- 生活動線を意識する
家族の日常生活に合った生活動線と、家事動線の設計が重要です。
特に、日常必ず行うルーティーンや家事について、なるべく移動がしやすい部屋の配置を考えましょう。
外で遊ぶのが大好きなお子様の場合、汚れた服などをすぐに着替えられるよう、玄関と脱衣室を近くに配置したり、ご両親との同居の場合には寝室の近くにトイレを配置する動線などが望ましいでしょう。
また、秋田の冬は寒いので、外気の流入を緩和する風除室を設けることや、玄関土間を広くして雪よせの道具を置くスペースを確保するなどの工夫も必要です。
このように、住む地域やお子様のご状況などによって各ご家庭で望ましい生活動線は違ってきます。
間取りを決められる際は、ご自身のご家庭に最適な生活動線を考えるようにしましょう。 - 子育てを意識している
子育て世代にとっては、子どもの成長に合わせて変化させやすい間取りが理想的です。
小さいうちはワンフロアの広い部屋で過ごし、思春期には個室に仕切る等、成長に合わせてカスタマイズできるスペース的な余裕をもっておくと、生活にゆとりが生まれます。
階段はできればリビングからの動線をおすすめいたします。玄関ホールからですと、思春期以降は家族の会話が極端に減ってしまう可能性が高くなるからです。常に家族の気配を感じられる間取りが家族の団欒を生み、家族の絆を育む住空間となることでしょう。 - 収納スペースの確保
収納に困らない十分な収納スペースの確保は間取りを考える上で上位にくるご要望の一つです。ここでご注意いただきたいのは、必要以上の収納スペースをつくると、かえって物を溜め込んでしまうことにもなることです。まずは何を収納するかを検討し、寸法も測っておきましょう。 - 自然光と通風
秋田の美しい自然光を取り入れ、風通しの良い間取りを心がけましょう。
大きな窓や中庭・坪庭などを効果的に配置することで、明るく快適な空間が生まれます。
これらのポイントを押さえることで、秋田での快適な暮らしを実現する理想の間取りに近づけるでしょう。
役に立つ間取りの豆知識
次に、間取りを考える上で役に立つ豆知識をご紹介いたします。
- ロフトは延べ床面積に含まれない
天井の高い空間を利用したロフトは、天井高が1.4m以下の場合には延べ床面積には含まれません。平屋の場合、1.4m以上のロフトを設ける場合には、2階建てとなってしまいます。ロフトは収納や子どもの遊び場として便利ですが、高さに制限がありますので、ロフトとするか通常の居室にするかは利便性をよく考慮する必要があります。 - 図面上の寸法から壁厚を考慮して内寸法を考える。
間取りがわかる平面図では一般的に壁の中心からの寸法を表記しており、壁の厚みを考慮した内寸法の表記はされていません。ですので、図面の寸法の通りで幅を認識していると、施工後に狭く感じることがあります。特に通路部分や収納部分の内寸法は、打合せ時に担当者へ確認しておきましょう。 - 施工面積と延べ床面積の違いを把握しておく。
図面上には延べ床面積と記載されている数字がありますが、施工面積と記載されている数字にも注目してください。施工面積とは床面積に含まれていない部分の面積を指し、延べ床面積=建物の広さと勘違いされる方もいるため、注意が必要です。例としては吹抜けやロフト、玄関ポーチなどです。 - 畳数と坪数の関係を誤解している
ひとつ問題です。1坪は畳何枚分でしょうか?
答えは畳2枚分です。
畳1枚をタテ1,820㎜×ヨコ910㎜とした場合に、2枚でちょうど1坪(1,820×1,820)となります。一般的な浴室は1坪。トイレは0.5坪で設計されるケースが多く、展示場や完成見学会で広さを目視で測る目安にしてください。
これらの豆知識を覚えておくことで、より正確に間取りを理解し、自分たちに合った住まいを選ぶことができるでしょう。
秋田での快適な暮らしのために、本日の間取りについての基礎知識を身につけていただければと思います。
まとめ
本日は間取りについての基礎知識として、アルファベットやその意味、専有面積とよくある勘違いについて解説してきました。
家づくりに中でも大変楽しい間取りの決定ですが、現状だけを考えて間取りを決めてしまうと大きな失敗に繋がってしまう恐れもあります。
それは、子供が巣立った後のことなどライフスタイルの変化を考慮していないからです。
そんな間取りでの失敗を防ぐために、間取りの基本的な知識を持っていることが大切です。
間取りを表すアルファベット(R、D、K、L)の意味を理解し、それぞれの組み合わせがどのような空間を生み出すかを把握しましょう。
皆様が新築住宅を購入され住まわれる秋田の四季は本当に素晴らしいです。
そんな四季を楽しみ、快適に暮らすための間取りは、各ご家族それぞれで異なります。
今回の記事で学んだ知識を基に、自分たちにぴったりの間取りを持つ新築住宅を見つけ、秋田での素敵な暮らしを実現してください。
高橋 慎也
(有)大建 営業課長/宅地建物取引士
自身の家づくりの経験と1児の父として、子育て後の夫婦の暮らし方も見据えた家づくりへの想いを込めてハレクラスに関わらせていただいております。
趣味は山菜採り。釣り。料理。将来は畑を耕し、秋田の自然の中で半自給自足生活を楽しみたいと思っています。