2024.01.29
秋田の子育て世代に人気の木の家「ハレクラス」とは?その秘密を徹底解説【前編】
秋田で人気の木の家「ハレクラス」とは?子育て世代に人気の秘密を徹底解説
皆様こんにちは。
HARE CLASSの高橋です。
今回は「HARE CLASS」(以下、ハレクラス)から情報発信として、家づくりをご検討中の方に対して有益な情報をコラム形式で更新していこうと考えております。
そんな第一回目は、皆様に秋田で人気の木の家「ハレクラス」をもっと知っていただこうと思い、子育て世代に人気の秘密を徹底解説していければと思います。
是非最後までお読みいただけましたら幸いです。
目次
1 秋田の子育て世代に人気の木の家「ハレクラス」とは
2 秋田と木の家「ハレクラス」の相性が良い理由
3 木の家ハレクラスの特徴3選
- 構造材に集成材を使用しない本物の木の家
- 子育て世代にちょうどいい平屋暮らし
- セミオーダー型プランでオリジナルの住まいに
4 木の家「ハレクラス」の建築事例
5 まとめ
1 秋田の子育て世代に人気の木の家「ハレクラス」とは
秋田の子育て世代に人気な木の家が特徴的なハレクラスですが、その名前の由来をよく尋ねられます。
ですので、先にハレクラスの由来をご紹介したいと思います。
ハレクラスは、秋田県秋田市を中心に無垢材を使用した木の家の新築・リノベーションを得意としている有限会社大建のオリジナル企画住宅ブランドになります。ハレクラスのキャッチコピーは、
家族や気の合う仲間と
豊かな自然を楽しめる家があれば
いつも僕らは晴れ暮らす
と、言います。ハレクラスは漢字で「晴れ暮らす」と書きます。私たちが考えた造語ですが、ロゴマークにもなっている「晴」という漢字一文字には「明るい」「太陽」「元気」「心地よい」「前向き」といった陽のイメージを持ち、これから子育てをスタートするご家族の明るい未来を重ねています。そして私たちの家づくりの特徴でもある“自然素材をふんだんに使用した温かく心地よい木の家”で、雨の日や雪の日でもご家族の笑顔と共にいつも心を晴れやかに暮らそうという想いを込め、「晴れ暮らす=HARE CLASS」と命名いたしました。
2 秋田と木の家「ハレクラス」の相性が良い理由
ハレクラスが生まれた秋田という地は、日照率が低く全国的に有名な降雪地帯でもあります。そんな秋田の人は昔から厳しい寒さに対し、家族で寄り添って囲炉裏や薪ストーブを囲い、互いに温めあう生活をしてきました。その結果、家族全員が居間に集まり生活することで家族の絆はより強まっていきました。秋田の家族がとても仲がいいのはそういった昔ながらの生活習慣的理由があるからです。ハレクラスはこの家族の絆が強くなる秋田の生活スタイルを取り入れ、家族が集まるリビングを中心とし、家族の気配を感じることのできる心地よい距離感を大切にすることで、子育て世帯が安心して毎日コミュニケーションを取れる環境を目指し設計をしています。
3 子育て世代に人気の木の家「ハレクラス」の特徴3選
特徴としてはこちらの3つです。
(1) 乾燥無垢材を使用した本物の木の家
(2) 子育て世代にちょうどいい平屋暮らし
(3) セミオーダー型プランで自由度UP
特徴を1つずつ解説いたしますので、見ていきましょう。
- 乾燥無垢材を使用した本物の木の家
ハレクラスの特徴はなんといっても「木の家」であることですが、
「本物の木の家」ってなに?
じゃあ「偽物の木」ってあるの?
と思われた方は多いと思います。
木の家とは言葉の通り、木を家の材料として使用して建てる家のことで、いわゆる木造住宅の事を指します。
木造住宅に使う木材には、主に一本の木から伐り出した「無垢材」と木を薄くスライスし接着剤で貼り合わせた「集成材」に分けることができます。ハレクラスでは前者の「無垢材」を使用するのですが、具体的には無垢材は古民家や寺社などでよく見られる立派な柱や梁、土台の木をイメージしてみてください。耐久性が高く、乾燥しながら強度が高まる性質があり、木本来のもつ特性(香り、抗菌、防蟻性等)を活かす素材として古くから利用されてきました。かたや集成材は、近年急激に生産量が増えている建材で、無垢材と比べて圧倒的なシェアを誇っています。特徴としては製品の強度や寸法の均一化と生産性の良さ(コスト)が挙げられます。どちらも木の家の素材として言えるのですが、集成材については健康面と耐久性の不安というデメリットが目につきます。皆様は「シックハウス症候群」をご存知でしょうか?集成材や新建材と呼ばれる建材から揮発する有害物質によって起こるアレルギーや中毒症状を総じたもので、24時間換気の義務化の原因にもなりました。特に赤ちゃんや幼いお子様が影響を受けやすいため、子育て世代のお施主様が多いハレクラスでは構造に使用する木材に集成材を使用しません。
ここで、なぜ集成材を扱う会社が増えたかをご説明しておきます。
日本家屋は本来無垢材を使用して建てられていました。しかし、工事の合理化や工期の短縮化が進み、需要に煽られる形で乾燥が不完全な木材を使用してしまったこと、さらには住宅工事の高気密高断熱化が進んだことにより、室内が温暖かつ乾燥状態に保たれるようになったことでお引渡し後に割れたり反ったり隙間が開いたりといった不具合が急増し問題化していきました。そこで対応に困った住宅業界では、寸法変化の起きにくい、コスト的にも安い集成材が無垢材から建材の主役の座を奪っていったのです。特にローコスト系と呼ばれるハウスビルダーとの相性は良く、低コストで短い工期で建築できる集成材の使用量は増加していきました。
しっかり乾燥した無垢材であれば、むしろ集成材よりも強度は増し、収縮や変形も抑えられます。コストはかかりますが、住まい手の健康面での安全性と、30年、50年と住み続けられる長寿命性を考えたら、家づくりにおいて無垢材を選択する以外にはありません。
ハレクラスでは、構造材の他、内装材にも無垢材を使用します。無垢の床は足触りが良く、温かで、裸足で過ごしていただくことがとても心地良く感じます。
床材の反りや収縮がご心配な方は、築10年を過ぎた展示場もぜひご覧ください。無垢材ならではの経年美化の様子も見ることができますし、簡単な補修方法や新建材との温度比較(表面温度や保温力の差)もご体感いただけます。
- 子育て世代にちょうどいい平屋暮らし
住宅購入をご検討されている方達の多くは、子育て世代のご家庭ではないでしょうか。
現在の日本を見ていても、平均年齢は男女ともに伸び続け、「人生100年時代」とも呼ばれるようになっています。そのため、子育て世代の方々が新築一戸建て住宅を購入し、人生100時代の中長く住み続けるとした際に、「平屋である」ということが非常に重要になってきます。
子育て世代のお子様達も、もう数年すると大学進学や就職により家から巣立っていかれるでしょう。実際の子ども部屋の稼働率は6~10年とも言われています。それにも関わらず、総2階建てを購入し、2階部分に主寝室と子ども部屋を作ってしまうと、将来は2階すべてが「空き部屋」ということになりかねません。
ご夫婦の寝室についてもそうです。今は足腰も強く階段の往復は何の影響もないかもしれませんが、人生100年と考えれば、いつか2階に上がる階段の登り降りですら大変になってくることが考えられます。実際に2階部分を減築し、平屋にする減築リフォームが多いのもこのような理由からです。このような理由から、初めの新築から平屋の住宅であるということは非常に合理的な考えかとも言えるのではないでしょうか。
さらに、平屋はメンテナンスに有利な点と耐震性が高いという特徴もあります。高さが低く、高所作業が減るので仮設足場等の資材も減りますし、同じ坪数の総2階建物と比べても基礎面が広くなりますので地震の揺れに強くなります。このようなことから、「平屋の木の家」というのは、耐久性・住みやすさ・メンテナンス性から見てもこれから住宅を考える方にはとても魅力的なお住まいではないでしょうか。初期コストについては、同じ面積の総2階建物と比べると高くなります。長期的にみると十分その差は回収が可能ですが、お子様の人数が多いご家族にはロフトスペースを設けたプランもご準備しています。
- セミオーダー型プランでオリジナルの住まいに
世の中には、完全自由設計・注文住宅・規格住宅など様々扱っている工務店が存在しますが、このハレクラスに関しては、注文住宅と規格住宅の良い部分を抽出した「セミオーダー型」のプランとなります。通常の他社様の規格プランは、ほぼ形や仕様を変えることができません。その理由として、打合せ時間や工期の短縮化、工事作業の均一化が保たれることで「価格的なお得感」が生まれていることが言えます。このお得感こそが規格プランの特徴なのですが、一見聞こえは良いものの、同じ形や間取りのお住まいが多く出来てしまい、せっかく建てた一生に一度のマイホームなのに、同じような家がたくさんあることで、差別化が無く、個性も失われ、家自体の価値も低く見えてしまいがちです。作り手としてもお施主様の内に秘めた個性を引き出せないので施工中も完成した建物についても、面白みに欠ける仕事になってしまいます。
そんなお住まいは必要でしょうか?価格優先であれば良しとするかもしれませんが、これから子どもと一緒に明るい未来を築き上げていくご家族にはもっと家づくりも暮らしづくりとして楽しく参加していただきたいものです。
ハレクラスのセミオーダー型という考えは、大事にしているコンセプトの「木の家」と「平屋暮らし」をしっかりと軸に置きながらお施主様のご希望をしっかりとヒアリングいたします。人は十人十色です。暮らし方もそのご家族で様々ですから、一棟、一棟、オリジナルのハレクラスを一緒に作り上げていきたいと私たちは考えます。
4 木の家「ハレクラス」の建築事例
秋田県秋田市には、沢山の木の家「ハレクラス」の家が建っています。
子育て世代はもちろん、沢山のお施主様と木の家「ハレクラス」の家づくりに関わってきました。
例えば「ビルトインガレージを作りたい」「玄関ホールにシュークロークを作りたい」「ロフトを作りたい」「子どもが3人いるから将来的にロフ3部屋仕切れるようにしたい」「サンルームかウッドデッキをつくりたい」「仏間を作りたい」等、どんどんご要望をください。
2世帯住宅に拡張することも可能です。そんな可能性だらけのハレクラスを自分色に育てていくことも家づくりの楽しみの一つにしていただけたらと思います。
ハレクラスの展示場をご見学いただいたら完成見学会にご参加ください。展示場との違いの他、お施主様のアイディアを学ぶ絶好の機会となります。どうしても展示場だけ見てしまうと固定観念がついてしまいます。いい意味で固定観念を緩める上でも完成見学会は皆様の家づくりにとても参考になります。
ハレクラスの施工エリアは現在、秋田県と愛知県の一部となります。詳しくはホームページの施工エリアについてご覧いただけたらと思いますが、ハレクラスは施工エリアごとに協力施工店様と提携をしております。ハレクラスの思想に共感いただける、施工会社様の常設展示場は現在、秋田県秋田市に1棟ございますが、順次各協力施工店様のエリアに展示場を着工中ですので、お問合せいただきましたらご希望の施工エリアの展示場をご案内させていただきます。
5 まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます。
今回のコラムは木の家「ハレクラス」の特徴を3つにまとめてお伝えをいたしました。
あらためまして、特徴の内容を要約すると、
・構造材に集成材を使用せず、健康的で耐久性に優れている乾燥無垢材を使用した木の家。
・老後の生活動線も安心な子育て世代の平屋暮らしを可能とする住まい。
・カスタマイズで個性を活かせる、自由度の高いセミオーダー型のプラン設計。
これが秋田の子育て世代に人気の木の家「ハレクラス」です。
まだまだ語り足りないことがたくさんありますので、
今後も、より皆様の参考になるような付加価値を提供できますよう、今コラムでご紹介させていただきたいと思います。
それでは次回お会いしましょう。
ありがとうございました。
高橋 慎也
(有)大建 営業課長/宅地建物取引士
自身の家づくりの経験と1児の父として、子育て後の夫婦の暮らし方も見据えた家づくりへの想いを込めてハレクラスに関わらせていただいております。
趣味は山菜採り。釣り。料理。将来は畑を耕し、秋田の自然の中で半自給自足生活を楽しみたいと思っています。