晴れコラム

2024.06.08
自然素材の家に薪ストーブは適しているのか?注意点や施工事例をご紹介

皆様こんにちは。

HARE CLASSの高橋です。

秋田で住宅購入をご検討されている方に向けて、情報発信をしております。

今回は「自然素材の家に使用する無垢材」について解説いたします。

・自然素材の家に住みたい

・家に薪ストーブが欲しい

・薪ストーブのメリットや注意点が知りたい

このような方は、参考にしていただけると思いますので、是非最後までお読みください。

目次

自然素材の家とは

自然素材の家と薪ストーブの相性

自然素材の家に薪ストーブを置く際の注意点

家が温まるまでの時間が長い

薪の確保

定期的なメンテナンスが必要

近隣住民の理解が必要

自然素材の家に薪ストーブを置くメリット

エアコンと比べ柔らかい暖かさ

炎によるリラックス効果がある

環境にやさしい

薪ストーブを置くなら乾燥木材が必須

まとめ

自然素材の家とは

ハレクラスでは秋田県の子育て世代の方達に、平屋の木の家をご提供しています。

木の家と言いましても分かりずらいかもしれませんが、自然素材である無垢材などを使った住宅を多く建てています。

そんな自然素材の家とはどういうイメージでしょうか。

このような質問をお施主様とのお話の中でよくいたしますが、その中でも「暖かそう」と言っていただくことが多いです。

自然素材の家の良さというのは、こちらのコラムでも解説していますが、秋田県のお施主様に提供するハレクラスの住宅では、「薪ストーブ」のご注文をいただくことが非常に多くあります。

自然素材の家と薪ストーブの相性

昨今インターネットやSNSなどで自然素材の家と薪ストーブのある家にお住まいの方たちの様子を目にすることも多いのではないでしょうか。

実際にハレクラスの住宅ではこのようなイメージとなります。

ご覧いただければお分かりのうに、パッと似た時の「相性」は素晴らしくマッチしていると思います。

また、機能面として考えてみても自然素材の家は、断熱性能に優れていますので薪ストーブから出る温度を外に逃さず、暖かい住空間を手にすることが可能となるわけです。

とはいえ自然素材の家と薪ストーブには注意点やメリットもあることから、以下で解説していければと思います。

自然素材の家に薪ストーブを置く際の注意点

自然素材の家に薪ストーブを置く際、どのようなことに注意しておけば良いでしょうか。

実際に自然素材の家に住んだ後気づくよりもあらかじめ知っておいていただいた方が良いかと思いますので、一緒に見てみましょう。

家が温まるまでの時間が長い

薪ストーブの注意点としまして、家が温まるまで時間がかかってしまうという点が挙げられます。

薪ストーブの魅力の一つである、焚き付けから炎を育てていく過程ですが、部屋が温まるまでは数時間かかります。

そのため、ボタンひとつで作動するエアコンと比べると、手間と時間がかかります。

しかしその苦労も一度温まってしまえば、他の暖房機器では得られないだけの満足感と心地よさで忘れてしまうほど。燃焼効率の良い薪ストーブでしっかり乾燥した広葉樹の薪を使い、なるべく火を絶やさない工夫とスキルにぜひ挑戦してみてください。

薪の確保

次に薪ストーブに入れる薪の確保が大変であり、必須となるのは注意点として考えられます。

いくら秋田県とはいえ年中薪ストーブを使用するご家庭はなく数ヶ月の活躍となりますが、とはいえ1時間に1〜2キロの薪を消費しますので相当量の薪が必要となるでしょう。

ホームセンターや薪ストーブ販売店から調達することができますが、費用面で難があります。そこで、薪の専門業者や地域の森林組合や林業に携わっている方とのコネクションを活かすなど、薪ストーブオーナーの皆様は良質で安価な薪の確保を独自で行っています。そういったご縁の無い方は、施工されるハウスビルダーに相談してください。ハレクラスでご紹介もできますので、お気軽にお問い合わせください。

定期的なメンテナンスが必要

どの暖房機でもメンテナンスは必要ですが、薪ストーブも定期的なメンテナンスが必要です。

薪ストーブ自体は耐用年数が長く、一生のお付き合いも可能な場合がありますが、薪を燃焼し続けるために、どうしても煙突や薪ストーブ内の触媒の中に煤(スス)が溜まります。

この煤を放置し蓄積しておくと、煙道火災の原因となります。昔のだるま式ストーブに火事が多いのはこの煙道火災が原因と言われています。

このメンテナンス作業は、業者に依頼すると数万円の費用が発生しますが、ご自身でも可能です。まずは最初の数年は業者に依頼をして、その後、やり方を学んだらご自身でチャレンジされても良いと思います。

近隣住民の理解が必要

最後に、薪ストーブの設置検討段階で、近隣の方のご理解を得ておくことをお勧めしておきます。設置後のトラブルとして、近隣の方から「家の中に煙が入って来た」や「匂いが気になる」「煙を見ると火事かと心配する」等の苦情が起きているケースがあります。特に新興住宅地で多いようです。マンションなどの高層建築物や隣家との距離が近い場合は特に注意が必要です。できれば着工前に近隣の方や町内会長さんへ一言お声がけをしておきましょう。せっかく設置したのに苦情で薪ストーブを楽しむことができないないなんてことの無いようお気を付けください。

自然素材の家に薪ストーブを置くメリット

では、薪ストーブの注意点をご理解いただいた上で、自然素材の家に薪ストーブを置くメリットを解説したいと思います。

エアコンと比べ柔らかい暖かさ

薪ストーブを置くメリットの1つ目は、エアコンと比べ柔らかい暖かさがある点です。

エアコンはその本体から出てくる「暖かい風」で部屋を暖かくするのに対し、薪ストーブは薪を燃焼させて出る遠赤外線の輻射熱により、部屋中を暖かくします。

この輻射熱は身体の芯まで温めてくれ、冷え性の方にはとても喜ばれているほか、温風による目や喉の過乾燥からも守ってくれます。粘膜の乾燥は風などのウイルスや菌への免疫を低下させてしまいますので、健康面でも非常に優れていると言えます。

炎によるリラックス効果がある

薪ストーブを置くメリットの2つ目は、炎によるリラックス効果があることです。

皆様も一度は、炎を見て癒されたご経験はお持ちではないでしょうか。

実際に私も子供の頃キャンプファイヤーや、家族でのキャンプなどでの焚き火で火を囲みリラックスした経験を多くしてきました。

この炎によるリラックス効果は「感覚」だけのものではなく「科学的」にも1/fの揺らぎと呼ばれ立証されているようです。

毎日のお仕事や、子育てでお疲れの方も薪ストーブから見える炎を見ながら、リラックスした夜を楽しむのも良いですね。

環境にやさしい

薪ストーブを置くメリットの3つ目は、環境にやさしいということです。

カーボンニュートラルという言葉を聞いたことはありますか?温室効果ガスの発生と吸収の割合を均衡(±0)にしようという考え方なのですが、薪ストーブの燃料である薪は二酸化炭素を吸収して育った木が原料ですから、燃料として燃やしても二酸化炭素は大気に帰っていくだけで総量は増えません。薪にする広葉樹を切り倒すことで森に陽の光が入り、森の循環が活性されます。木は成長期に二酸化炭素をよく吸収し、成木になってからの吸収は緩やかになっていきますので、成木を薪にすることで広葉樹の成長サイクルを活性させることができます。環境問題を考えるのならば、ぜひ薪ストーブはご検討いただく価値があるものだと思います。

薪ストーブを置くなら乾燥木材が必須

いかがでしたか。

ここまで薪ストーブについての注意点やメリットを解説してきましたが、ここまでお読みくださった皆様も薪ストーブについてここまでお考えになられたことも少ないかもしれません。

しかしさらにここで一つ付け加えると、薪ストーブを置く場所にも注意を払う必要があるのです。

自然素材の家に薪ストーブを置く場合、木の上に直接薪ストーブを置くことはありませんが、その近くには床材で使用している無垢材があります。

この無垢材の乾燥が甘く、水分を多く含んでしまっていればどうなるでしょうか。

答えは、木の反り、割れ、縮みが起きます。

なぜこのような事態となるかというと、自然素材である無垢材に水分が多く含まれているからです。

この解決策はたった一つで、使用する自然素材を「乾燥木材にする」ことでこの問題を解決できます。

乾燥木材について解説した記事はこちらをお読みください。

せっかく自然素材の家に住み、薪ストーブで暖かくリラックスした空間で過ごしていても、床材等に異変が起こるとどこか気分も下がってしまいます。

また、木材の張り替えコストもかかってしまうのではないでしょうか。

そうならないためにも、最初から「乾燥木材」を使用している施工会社に依頼することで、住んだ後もストレスなく住めるよう対策をしておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本日は自然素材の家に薪ストーブを置く際の、注意点やメリットを解説してきました。

自然素材の家と薪ストーブの相性は本当に良いものです。

秋田県のお施主様からも、せっかく自然素材の木の家に住むのに、エアコン温風に頼りたくないというお声も多くあります。

自然素材の家で夏は快適に、冬は薪ストーブでさらに暖かい住空間を味わっていただければと思います。

また炎を見ることでリラックス空間を手に入れ、本来の薪ストーブの用途ではないところも活用していただければ幸いです。

薪の調達問題や、床に使用する乾燥木材の件もお伝えいたしましたがハレクラスでは全て対応していますので、ご安心ください。

それでは。

この記事を書いた人
HARE CLASS担当
高橋 慎也
(有)大建 営業課長/宅地建物取引士
フリーペーパー編集長を経て独立後、大建でマイホームを建てたことがきっかけで無垢材で建てる本物の木の家づくりに共感し入社。
自身の家づくりの経験と1児の父として、子育て後の夫婦の暮らし方も見据えた家づくりへの想いを込めてハレクラスに関わらせていただいております。
趣味は山菜採り。釣り。料理。将来は畑を耕し、秋田の自然の中で半自給自足生活を楽しみたいと思っています。